子供の病気 てんかん
子供の病気 てんかん
てんかんについて
てんかんとは、熱もないのにけいれんなどの発作を起こします
脳神経が異常な電気的興奮を起こすため、繰り返し発作がおきます
子供の病気のなかでも、怖い病気のひとつです
また、てんかん性脳症と呼ばれるものは難病とされています
代表的なものとして、点頭てんかん(ウエスト症候群)と、レンノックス症候群があります
原因
・ てんかんの原因として、何故起こったかよくわからないものが多いのですが、複雑性
熱性けいれんから発症するタイプやテレビのチカチカした光や、にぎやかな音楽など
色々誘因になっているのではと言われています
・ 乳幼児などにみられるてんかんには、非常に治りやすいものと治りにくいものがあり
ますのでまずはどのてんかんのタイプなのかをお医者さんで診察してもらい、それに
あった薬を服用することが大切です
・ てんかんに区別されないものとして、その時だけのけいれんが起こるもので乳幼児
期の消化器系の風邪で熱もあまりないのですが、数日間の間にけいれんを繰り
返すタイプや脳炎や髄膜炎の時のけいれんがあります
治療
・ てんかんの治療方法として、発作をコントロールするために抗てんかん剤を服用し
ます。それにより、てんかんの発作を起こす子の80%はコントロール出来るように
なりました
・ てんかんは慢性的な病気の為、多くは3〜5年忘れずに薬を服用しなければな
りません。発作が起こらなくなり、脳波の検査が2年以上正常になった場合は
1〜2年かけて薬を減らしていきます
・ ここで注意したいのが、発作が起きないからといって勝手に薬の服用をやめて
しまったり、減らしたりすると再発してしまい、これまでの治療が無駄になってし
まったりします。必ず医師の指示に従って薬の服用をしてください